02年GW奄美大島ツアー
| 当初はいかじゅうさんとのしまなみ海道ツアーのつもりだった。。が、いかじゅうさんが対馬ツアーで事故ってしまったため、急遽ソロツアーに予定変更。直感で奄美大島に決めてしまった。しかし...なんだ...自分も旅の真の味をようやく分かってきた気がするし、だんだんマニアックになってきた気がする。だって、初心者なら奄美大島なんてまず選ばないでしょう。。。 |
走ったコース:奄美空港〜笠利町(あやまる岬)〜龍郷町〜R58〜名瀬市〜R58〜住用村〜R58〜瀬戸内町〜県道79〜
宇検村・大和村(マテリヤの滝までの林道)〜県道79〜名瀬市〜R58〜龍郷町〜県道82〜奄美空港
5/3 晴れ 笠利町〜龍郷町〜R58〜名瀬市
![]() |
前日は午前3時就寝。5時にいきなり、いかじゅうさんからのメール着信音で起こされる。どうやらこんな早朝から天橋立に来ているらしい。(何時に起きてんだー?)結局3時間くらいしか寝れんかった。。それからツアーに出る準備や犬の散歩(あまり関係ないが...)洗濯を済ませ、伊丹空港へ向かった。
空港について搭乗手続きを済ませ、お昼にきつねうどん500円を軽く食べた。ところで今回のツアーは正月頃に買ったデジカメデビュー並びに、このホームページの“なかしょうの掲示板”が携帯電話からも書き込み可能になったため、ツアーの中継も出来るという..いわばモバイルツアーなのである。で、早速暇に任せて書き込んだりしてました。それから昼過ぎ飛行機に乗り込み、奄美空港へ...。奄美は釣りやダイビングのメッカらしく、その手の道具を持った人たちを荷物引き取りコーナーでちらほら見かけました。
自転車を引き取った後組み立て、大概の客がバスやタクシーで立ち去った後、ようやく3時頃出発。行き先を殆ど決めてなかったが、空港で働くおじさん達に話しかけられ、行き先を土盛海岸やあやまる岬にすることにしました。
![]() |
とりあえず自転車に乗ってる写真を1枚撮ってもらい土盛海岸へ..。海が素晴らしい!!本当の観光スポットとは隠れたところにあるモンなんだな〜と思いましたね。また、前回の久米島をそうだったが殆ど車が通らなくて、のどかさこの上ない。。暑いことは暑いのだが環境は抜群だ(自己評価ね。)。確か空港で温度計を観たときに29℃あったように思う。それから奄美では有名のあやまる岬へ。ここも綺麗なところで現在のトップページ画像に使用されてます。しかしながら観光地色が全くない。。こういう知られざる所に行って、大きな収穫があるとなんだか自分が旅のプロになった気がします。
そうそう、もう時間が時間なんでそうゆっくりはしていられないのです。途中に南洲遺跡(西郷隆盛の家)というものがあるんですけど、建造物にはあまり興味がないのでパスして名瀬市街に向かいました。市街に着いたのは7時頃だった。なんとなく泊まる場所を探すもなかなか見つからなく、(GWやからね。。)暖かいせいかめんどくさくなって公園で野宿することに。。途中コンビニみたいな店でパンや弁当を買っておいたのでそれを晩飯に...。公園のベンチでラジヲを聴きながら。。が、9時頃、なにやら雨がぽつぽつきたので、さすがに雨の中寝るほど馬鹿じゃないので商店街のアーケード内に逃げ込み10時過ぎ浮浪者同然で就寝しました。
5/4 晴れ 名瀬市〜R58〜住用村〜R58〜瀬戸内町
![]() |
5時9分に起きた。2度寝するほど快適な環境ではないので、すぐさま起きて公園に向かい用をたして、今日行くコースを思索していると、公園を散歩するおじさんに話しかけられ、住用川のマングローブと瀬戸内町のグラスポートや海岸巡りがいいみたいなので、それ目当てに。。朝飯は昨日と同じ店で弁当やら紅芋あんぱんやらを食べました。6時ごろ出発し、住用村の道の駅に着いたのは、7時過ぎだった。
〜さすがにこんなに早起きで早朝から走り始めるなんて...学生時代ではあり得なかったことですから。。やっぱ時間が貴重な分無駄に休日を過ごしたくないと言うか、めいっぱい朝から晩までツーリングを楽しみたいんですね。〜
道の駅の中に6畳ほどの休憩所があったので、そこで横になって休憩することにした。この施設はずっと開いてるのかどうか分からないが、もし開いてるのなら泊まる場所としては最高なんじゃないでしょうか?ただ、難点は食料の調達であるが...。2時間ほど休んだり、掲示板にカキコしたり、地図を見て今後の予定を考えたりしながら施設が開館するのを待った。ようやく9時頃開館し、住用川のマングローブのビデオ上映があるそうなので、ひとつ見てみることにした。奄美の大自然の四季や奄美大島に生息するアマミのクロウサギなど...知床ビジターセンターで見たフィルムみたいな感じで、ほのぼのして心が和んだ。それから実際に展望台に赴きマングローブ林を眺めて、道の駅を去った。
〜本来、マングローブカヌーツーリングというものがここでは有名らしいのだが時間の関係と、デジカメで写真を撮りたいのだが、万が一カメラを川 に落としたら洒落になんないので展望台から眺めるだけにしました。今度、西表島に行ったときにカヌーツアーしようかな。。〜
それから一気に瀬戸内町まで。GWと言えどここ奄美は殆ど夏状態で暑すぎるので、この日の走行は朝も早かったことだし、午前中で打ちきることにして後は観光タイム。。お昼はAコープでマカロニサラダとカツ丼を買ったが、田舎のはずなのにかなり物価が高いのが不満だった。ていうか、輸送料とかのせい?それからグラスポート観光の貼り紙があったので申し込みに。。午後1時の分はすでに売り切れと言うことなので2時過ぎので申し込み、その間に今夜泊まる宿の手配をした。民宿とかはすでに観光客でいっぱいだったので、ビジネスホテルに。グラスポートでは、半潜水船の船の船底がガラス張りになっており、そこから南国の魚を眺めることが出来た。魚にしても珊瑚礁にしてもたいへん綺麗で、慶良間なんて行ったらホントにすごいんだろうね〜なんて思ったりして。。
![]() ![]() |
![]() |
5/5 晴れ 瀬戸内町〜県道79〜宇検村・大和村(マテリヤの滝までの林道)〜県道79〜名瀬市
![]() |
6時に起き、モーニングも頼んでなかったので早々にチェックアウトして出発した。ここ瀬戸内町市街から西海岸県道70号線の道は、誰がどう見てもアップダウンの連続というか険しい道のりであり、今日中に距離を稼いでおかないと、明日は最終日なので帰りの飛行機に間に合わなかったら洒落になんないからね。。事実この日はたいがい山道でありながら走行距離115km走りましたからね。
〜それにしても現役のときより気合いが入ってるような気がするんですが...。もっとも休みが少ない分、短期間で最大の効果を得るためには1日の走行距離が伸び、早起き且つナイトランとかで、かつて1週間かかってたものをたった3,4日で制覇しないといけないわけですから...〜
ところで道は険しいながらもあまり苦ではなかった。なぜなら車が滅多に通らない。これはチャリダーにとってはかなり大きい問題ですから。しかも奄美はどこもかしこも密林地帯なので日陰が多く、森林浴やら植物セラピーやら..けっこう疲れないんですよ。。やっぱ自然の力ってすごいなぁ〜と感じたりして。。
朝も昼も小さな個人商店みたいなところでカップ麺やら日持ちしそうなパンを買って食べた。沖縄で言う“共同店”みたいな感じの所だろうか...。店のおばちゃんは客の扱いになれてないのか、ものすごいマイペースだし、品をレジに持っていってもすぐに精算してくれないでちょっと間があるのだ。これって長閑でいいことなのだろうか?また、はっきり覚えていないが、お昼はとある小川の縁に腰掛け食べたような気がする...。鯉やら魚が群れなして何気なく泳いでいたので、カップ麺のうどんの切れ端をやったりしました。
お昼ご飯も済み、暫く走って大和村に入ったところで名もない作家に出会った。道ばたで家にこないか?といきなり呼び止められたので、普段なら断るのだが、これは面白いツアーネタになりそうだと、ノコノコついて行きました。で、裏道を入っていくとたいがい平屋のような民家が建ち並び、その中でもさらにぼろっちい、ちゃんと戸が閉まらないような小屋でも改装して住んでいるのかという所に案内されました。。とりあえずと挨拶代わりに詩集を1冊くれ、これは出版したものの誤字脱字が多く、戻ってきてごっそりあるからとのこと。あ!そういやぁ〜何で付いていったのかというと“詩集”をくれるというのを、勘違いして大島紬などの民芸品の“刺繍”をくれるのだと思いこみ、いいお土産になると思って付いていったんだった。。が、渡された物が“詩集”ときたら...別に興味がないわけではないが、あれ?って感じでしたねぇ。なかなかうまいリアクションがとれなく、どことなくぎこちないやりとりが続きましたね。。(だってわからないでしょ?そういう芸術ものって...)さらに小説の原稿を見せられ感想を求められたが、んなもの分かるわけがないので適当な質問やらで誤魔化しましたけど...。ところで、何故呼び止められたかというと、1,2年ほど前に日本1周した女性チャリダーがいて、そのときもこうやって話したそうで、だから私のようなチャリダーに会ってついつい声をかけてしまったと。。ちなみにその作家の名前は福山福蔵というのです。
![]() |
それからマテリヤの滝を見に山奥へ...。これはかなり山の中だし別にパスしても良かったんだけど、そのまま道を突き進んでもこれといった見所がないため、どっちでもいいような感覚で向かったように思う。しかし実際いってみるとなかなかのものであった。別世界なのである。つまり不思議の国というか幻想的、神秘的...。いやいや車で来ている観光客とかちらほらいるんですけど、北海道のオシンコシンとは逆に夜になれば白鹿が水を飲みに山から降りてくるような雰囲気とでもいいましょうか...?木が生い茂っててひんやり気持ちよかったです。その後、日も暮れてきたので急いで名瀬市内に向かうべく名もない林道か農道(ちゃんと舗装されたまともな道です)を下って行きました。持っている地図が古いせいか、新しい道がいっぱい出来ててながながとけっこうワケが分からず迷い走ってましたね。。
今晩泊まる予定の大浜海浜公園に着いたのは夕方6時半だった。晩飯に喫茶レストランで奄美名物鶏飯どんぶりを食べた後、キャンプ場があるようなのでテントを張りにいった。ここはどうやら1泊300円らしいのだが管理人がすでに帰っていなかったので、ただで泊まらせてもらいました。夜10時頃キャンプ場などの街灯が一気に消え、満点の星空が広がった。いやぁ〜これはすごい!いままで東北は岩手県のキャンプ場やら、志賀高原やら、北海道やら...星スポットは色々行ってますけど、ここ大浜海浜公園のビーチの星空はすごかったです。なんていうか...空に星のない部分がないのですから。。砂浜に寝転がってしばらく見入っていました。
5/6 晴れ 名瀬市〜R58〜龍郷町〜県道82〜奄美空港
朝、6時起床。携帯電話から“なかしょうの掲示板”の書き込みをチェックすると、黒いすさんが何やら山梨の方へ行ったとの書き込み発見。何しに行ったんでしょう?今度訊いてみたい気がします。。ところでこの日は最終日だし、明日からまた会社に行かないといけないので、颯爽とテントを畳み空港に向かう。キャンプ場を出るとき、他のキャンパーはまだ寝ていたり、起きたばっかりの状態であった。そもそも私が学生の時はキャンプ場で出発時間が一番遅い部類でしたから、なんとも社会人チャリダーになって立場が逆転したことになりますね。時間が勿体ないと言うのが一番の理由でしょうか。。
空港まではそんなに距離がないものの何かあって飛行機に乗り遅れたらいけないと、充分すぎる時間をとって空港を目指す。名瀬以北は道がわりと平坦のため、これといった難関もなくすんなりと走れました。走りはじめて2,3時間経った9時頃コンビニみたいな店を見つけ、ようやく朝ご飯となる。しかしなんだ..今日も日射しがきつくて店の外でパンとかを食べてたのだが、何処にいても直射日光・紫外線が半端ではない。風を切って走ってる方がましだと、またすぐに出発した。
空港まで10kmきった地点だろうか?最近出来たっぽい“奄美パーク”とかいう施設があるので、時間に余裕もありそうだし、ちょっくら入ってみることにする。というより涼みたかっただけなのですが...。(汗)中は土産物屋とかちょっとしたイベント会場みたいになっててそれ以外はこれといったものはなかったですねぇ。観光地化する目的で創ったのならまだまだ爪が甘いですね。でも、私的にはそういう長閑さが好きでツアーをしてる部分があるからいいのですが...。
奄美空港に着いたのは午前11時頃。なんだかんだいいながら結局奄美大島1周してしまいました。全行程走行距離約290km。3泊4日にしてはかなり楽しめたと思います。